理事長挨拶

                          公益財団法人 仁泉会
                            理事長  佐藤喜三郎

 人口の減少と医療・介護の法制度の著しい変化、そして、東日本大震災から5年が経過しても残る爪痕は、当法人の事業に大きな影響を与えております。
 昨年より、経営改善の基本方針の下、事業・財務・業務の見直しを加速化させ、経営の安定化を図って参りました。伊達市を中心にした県北地区の地域医療を担う機能を維持するためにも、地域経済・地域産業との連携は必須であり、公益財団法人の特徴を生かした事業を通して、伊達市の健康・医療拠点として、地域貢献を推進する活動を行って参ります。

 平成28年の診療報酬改定の内容は、病床機能の明確化と地域連携が大きな軸となっております。
 北福島医療センターを始めとする医療においては、救急外来を中心とした地域医療の徹底と急性期・地域包括ケア・回復期に機能分化した病棟をより効率的に回転させ、在宅医療の連携と共に一貫性のある機能として、患者の早期在宅復帰を促進する退院支援に取り組みます。
 又、今後急増することが予想される認知症高齢者の対策については、医療・介護・在宅支援等、法人全施設で取り組んで参ります。合わせて、介護療養型医療施設の今後の動向を見据え、新しい施設類型にも対応できるよう準備を進めて参ります。

 以上、医療・介護に関わる社会の急激な環境変化に対して柔軟に対応しながら、仁泉会の各事業体の専門性と効率性をさらに追及し、地域医療の充実と職員の安定雇用の確保のため、進めて参ります。

平成28年4月1日