仁泉会の経営理念について

「私たちのCIの決定にあたって」

 相談役(前理事長) 佐藤喜一

 社会の変化と地域の必要性に押されながら、仁泉会の医療・介護などの業務は拡大するばかりである。職員総数も750名を超え、萎縮する地方経済の中で、逆に組織の肥大化が進んでいる。その上に世界的経済変動、少子高齢化と前途には問題山積の時である。少数の優れたリーダー達も困惑する時代となっている。
 このような時こそ、長い戦いと忍耐を共にする「団結」と「使命の共有」が必須の大事である。そのため、我々の未来へのCI(コーポレートアイデンティティ)を鮮明にして、総力を結集して「困難の時代」を乗り切り「一陽来復」の旗に辿りつきたいと願っている。
 CIを決定するにあたり、私はトップダウンではなく、未来を戦う若い人々の考えや力を信頼することとし、全ての業務集団から15名の職員、又、お手伝い役としてこのような仕事の専門家(会社)2名に参加してもらい真剣に考えて頂いた。実に1年余に亘って、17名が22回の討論を重ね、ようやく完成した。
 平成25年1月9日、私は初めてその完成報告を頂いた。一読して、
   ・仁泉会と地域社会
   ・14の事業体を構成する複雑な専門職の集団
   ・上下ではなく、横一直線に平等な集団を貫く信念
見事なCIの集約と完成に感動した。願わくば、仁泉会の職員として仕事を続け、生活をする全ての仲間達の共有する理念として育ててゆきたいと思う。
 現代ほど、多様な考え方を容認し、それが良いことだと考えている時代はない。時には身勝手とも言えるほどのバラバラな沢山の人の発言を聞くと、日本以外の外国ではあり得ない現象であると思う。こんなことでは国家にしても団体にしても、これはもう仲間というより群集と呼ぶ以外にない。
 国旗や国歌に誇りと敬意を持たない者があって、国家・国民といえるのであろうか?しかし、今回のCI・クレドの策定は、反対意見や異なる思念を否定したり、一定の思想を押し付けるものではない。もちろん個人は、それぞれに自由である。しかしそれは、勝手な個人の世界の中であり、仁泉会という「集団」とは関わりないことである。
 目標を共有し、同志としての共感や協力なくして、この組織が世界的大不況を乗り切れるはずはない。
 決定にあたって強調したいことは、15名は役職にある者ではなく、一般職員の人たちである。このCIやクレドが上から命じられたものではなく、共に働く仁泉会職員の中から湧き上がったものである事だ。私はこの事の意味を大切にしたい。
 仁泉会の全ての職員に共感共有を願うものである。
 もちろん、理事長としての私は、率先して・・・このCIとクレドを誇りとし、理念を共有する者である。(平成25年3月14日)


【経営理念】 “笑顔を咲かそう。”

 

 豊かな「人間性」と、高い「専門性」で、
お客様と職員の「幸せ」という花を咲かそう。

 

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【ブランドメッセージ】 “皆様とともに”
「仁泉会」は、多様な医療・介護施設を擁し、お客様の誕生から晩年までをサポートしている「公益財団法人」です。
地域・介護分野としては、福島県第一号の認定であり、「地域への貢献」が高く評価され、信頼されている証です。
私たちは「豊かな人間性」と「高度な専門性」をさらに追求し、すべては、皆様の健康と幸せを創造するために、努力し続けます。

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【クレド】

挨拶をしよう、笑顔で対応しよう。

元気な挨拶と笑顔はコミュニケーションの始まりです。常にこの基本を忘れないようにしましょう。
訪れた方は、患者様も利用者様もお取引様も全て大切なお客様です。挨拶と笑顔で迎えましょう。
お客様への真摯な対応は安心と信頼を創ります。いつも適切な挨拶と笑顔の対応を心がけましょう。

お客様の立場で考え行動しよう。

迅速な対応はお客様が求める大切な要素。素早く丁寧に対応し時間がかかる時はひと声かけましょう。
お客様には複数のスタッフが関わります。ひとりのミスで全体の信頼を失わないよう注意しましょう。
お客様を思いやる心とそれぞれの知識や技術の向上は、お客様への責任。常に研鑽を心がけましょう。

仲間への気配りをしよう。

仕事を頼む時、受ける時、笑顔があれば誰でも嬉しいはずです。溢れる笑顔で信頼をつくりましょう。
助け合い励ましあい、共によく学びよく遊び、時には意見を交わしあい、強い連帯を築きましょう。
後輩の教育は先輩の努めであり、愛情溢れる叱責も時には必要です。人材が育つ組織を目指しましょう。