リハビリテーションに関する後方視的研究に対するご協力のお願い

本研究はリハビリテーションの重要な目的の一つである日常生活活動能力や上肢機能の改善をより効果的に行うために、それらに影響を及ぼす要因を明らかにするものです。特に本研究では、これまでの研究で明らかにされていなかった、2つ以上の要因が重なった場合の影響力(交互作用)を含めた分析を行います。本研究で得られる知見は効果的なリハビリテーションの訓練を考案する資料となったり、予後予測を行うためのモデルになることが期待されます。

 

1.研究課題名

脳卒中患者の日常生活活動能力と上肢機能および心身機能の関連性の分析-心身機能の階層性と交互作用を考慮した訓練指標と予測モデルの作成

 

2.対象

脳卒中と診断され、2011年4月から2017年12月の間に北福島医療センター回復期リハビリテーション病棟に入退院された20歳以上の方です。

 

3.方法

個人情報を排除して匿名化したうえで、以下の情報を収集して分析を行います。

1)利用する情報の項目

① 対象者の属性(年齢,性別,疾患名,病巣,既往歴,麻痺側)

② 入院時発症後期間,退院時発症後期間

③ Stroke Impairment Assessment Set(主に運動機能の指標)

④ Functional Independence Measure(ADLの指標)

⑤ Barthel Index(ADLの指標)

⑥ Vitality Index(意欲の指標)

⑦ Berg Balance Scale(バランスの指標)

⑧ 前方リーチ,Timed up and go(バランスの指標)

⑨ 10 m歩行(移動能力の指標)

⑩ 6分間歩行(運動耐容能の指標)

⑪ 握力,膝伸展筋力(筋力の指標)

⑫ 簡易上肢機能検査(上肢機能の指標)

⑬ 改訂長谷川式知能スケール(認知機能の指標)

⑭ Fugl Meyer Assessment(麻痺側運動機能の指標)

⑮ Motor Assessment Scale(基本動作能力の指標)

⑯ Trail Making Test,行動性無視検査,標準失語症検査,失語・失行・失認の有無(高次脳機能の指標)

 

2)情報を利用する者の範囲

東北福祉大学健康科学部(現在:福島県立医科大学新医療系学部設置準備室)藤田貴昭

北福島医療センターリハビリテーション科 科長・理学療法士 山本優一

北福島医療センターリハビリテーション科 主任・作業療法士 山根和広

北福島医療センターリハビリテーション科 理学療法士 大橋悠司

北福島医療センターリハビリテーション科 作業療法士 大橋拓朗

北福島医療センターリハビリテーション科 作業療法士 木皿悠太

 

3)情報管理責任者

北福島医療センターリハビリテーション科 科長・理学療法士 山本優一

 

4.研究における倫理的配慮について

本研究は、定期評価の結果について分析を行う後方視的研究であり、利用者さまの診療等に影響を及ぼすことはありません。氏名・生年月日などの個人情報はすべて匿名化を行いますので、個人情報が外部に漏れることはありません。研究の成果は、リハビリテーションの発展のために学会発表や学術論文発表などをさせていただくことはありますが、その際も個人が特定される情報を用いません。研究にご協力いただけない場合でも対象者の方が不利益を受けることはありません。

このような診療録情報の利用にご承諾いただけない患者様は、お手数ですが、下記の連絡先までお願いいたします。

 

北福島医療センター リハビリテーション科

山本 優一(やまもと ゆういち)

電話 024-551-0270