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脳卒中の予後予測への挑戦

 脳卒中患者様のリハビリは従来から盛んに行われており、その質的向上のために多くの研究が行われています。

 患者の予後を正確に予測することは、目標の設定や治療方針を確立する上での重要な指針となります。例えば、発症から1ヶ月経過時に日常生活動作がベッド上での自立を達成している場合、その患者は歩行が自立する可能性が高いと言えます。逆に、60歳以上で、同じ期間で食事や尿意の訴え、寝返りのいずれか二つ以上が困難な場合、歩行の自立が難しいとされています。当院では、予後予測を基にしたリハビリプログラムを構築するための取り組みを行っており、より実用的で高い精度の予測手法を検討しています。

 今年、第41回東北理学療法学術大会で、当院の理学療法士が予後予測に関する研究発表を行いました。発表のタイトルは「回復期脳卒中患者に対するADL予後予測式の妥当性の検証~当院の取り組み~」。この場で著名な先生方との意見交換が行われ、その経験は非常に貴重であり、今後の臨床活動において大きな糧になると考えています。

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