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オレンジは何を表す色? 

「オレンジ」って聞いたら、何を思い浮かべますか?「果物?」それとも「絵の具?」...

医療の世界では、「オレンジ」と聞いたら、「認知症」をイメージする人が多いです。それはなぜでしょうか? 実は、認知症サポートのシンボルカラーが「オレンジ」で、認知症サポーターの目印として使われるブレスレット『オレンジリング』からも連想されるからです。

誰もが住み慣れた場所で暮らしたいと思いますよね。それは認知症の方も同じ。厚生労働省では、「認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~(新オレンジプラン)」を2015年に策定しました。これは認知症の方々の意思を大切にし、住み慣れた地域で自分らしく生活できる社会を目指すものです。

全国各地で、このような取り組みが行われています。「オレンジカフェ」「オレンジフェスタ」「オレンジプラン」などと名前をつけ、年間を通して様々なイベントが行われています。最近では、地域包括ケアを支える伊達ネットワーク委員会主催の「認知症になっても安心して暮らせる地域と社会~オレンジDATEスクール~」にも、当院のスタッフが参加し、皆さんと一緒に楽しい時間を過ごしました!

このイベントでは、理学療法士協会の無料ハンドブックをもとに、認知症の方々やその予防に関するお話をしました。「週3回以上の有酸素運動(ウォーキングでもOK)」「筋力運動(自分の体重を使った運動でもOK)」「運動習慣の定着/地域での活動参加」などが、認知症の予防や改善に効果的だとされています。でも、新しい研究によれば、「運動は1人で行うよりも、友達と2人以上で行う方が認知症の予防/改善に効果的かもしれない!」や「頭を使いながらの運動も効果的!」など、新しい研究の結果も踏まえてお話ししました。

皆さんは「きっこう体操」を知っていますか? 「きっこう体操」は、体を柔らかく動かして心地よくリラックスできるエクササイズです。簡単な動作から始められ、特別な器具なしでできるので、気軽に取り組むことができます。この体操は、血行促進や筋力向上だけでなく、心の安定やストレス軽減にも効果があります。詳しい動きや始め方はウェブで検索してみてください。ぜひ日常の健康習慣の一環として取り入れてみてくださいね。

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