北福島医療センター

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病院のご案内hospital information

院長の挨拶

当院は、平成14年12⽉1⽇の開設以来、福島県の県北地域における中核病院として地域医療に寄与してきました。⾼齢者を多く抱え、単独の⾃治体病院を持たない福島県伊達市において、当法⼈で運営を⾏う梁川病院(療養型病院)や保原中央クリニック(外来診療所)とともに役割分担と連携を図りながら、急性期医療を担う地域⽀援病院として診療活動を⾏っています。

令和3年と令和4年の2度にわたる地震により⼆重被災を受けながらも、令和3年2⽉1⽇より新型コロナウイルス感染症に関する重点医療機関として県の指定を受け、陽性者の⼊院受⼊れを⾏ってきました。また、⾃治体や医師会とともに「発熱外来」の運営や新型コロナワクチンの「基本型接種施設」としての医療提供体制確保のほか、北福島医療センター内に設置する福島医⼤・寄附講座「総合内科・臨床感染症学講座」の医師を中⼼に、県や保健所と連携を⾏い、医療機関や施設に対する感染症対策指導など、様々な政策医療を継続的に⾏っています。

東北中央⾃動⾞道の⼤部分が開通し、復興が進む浜通り地区や県外から専⾨性の⾼い診療科に対しての紹介が増えるなど、県北を越えた医療圏からの⼊院医療や救急医療も担っています。超⾼齢化社会の進展とともに、住み慣れた地域での安定的な⽣活を可能とする質の⾼い医療体制の確保が求められている中、現在、隣接地への新築移転⼯事計画を進めております。今回の建替計画は、将来、地域医療を着実に⾏う上で基盤となる計画であり、今後、災害や感染症にも対応できる安⼼、安全な医療機関を⽬指し、職員⼀丸となって取り組んでまいります。

令和5年7⽉1⽇
北福島医療センター院長松本 進
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